セラミック治療とは
詰め物や被せ物といった人工物の素材をセラミックにする治療です。従来の治療では“銀歯”と呼ばれる金属で形成された物が主流でしたが、「口元から銀歯が見えるのが嫌だ」「思いっきり笑えない」などといったコンプレックスとなりかねない“銀歯”のデメリットがありました。これを解消できるのがセラミック治療です。セラミックとは“陶器”であり、天然歯と近い色合いを再現できるため、人工歯だと見分けがつかない仕上がりになります。そのため、口を開けた時に詰め物が見えても気になることがありません。
セラミック治療とは?費用はどのくらいかかるの?
と気になる方は多いのではないでしょうか。
このページではそんな疑問を解決するためにセラミック治療について詳しく解説させていただきます。
ご自分の場合はどれがいいのか等疑問がありましたら、一度当院にご相談いただければと思います。
奈良市高の原駅から徒歩五分
高の原中央病院の目の前
セラミック治療とは
詰め物や被せ物といった人工物の素材をセラミックにする治療です。従来の治療では“銀歯”と呼ばれる金属で形成された物が主流でしたが、「口元から銀歯が見えるのが嫌だ」「思いっきり笑えない」などといったコンプレックスとなりかねない“銀歯”のデメリットがありました。これを解消できるのがセラミック治療です。セラミックとは“陶器”であり、天然歯と近い色合いを再現できるため、人工歯だと見分けがつかない仕上がりになります。そのため、口を開けた時に詰め物が見えても気になることがありません。
セラミック治療のメリット
➀審美性が高い
セラミック治療の一番のメリットは審美性の高さです。銀歯は、口を開けた時どこに銀歯があるのか一目瞭然でした。しかしセラミックは、天然歯に近い色合いや透明感を再現することができるため、どこを治療したのかが分かりにくく、大きく口を開けるのも気になりません。
➁劣化しにくく美しさが長期的に持続
セラミックは表面が陶器のようにツルツルしているため、汚れや茶渋・ヤニなどの色素が付着しにくく長期的に美しさが持続します。また、銀歯は使っているうちに少しずつ変形し、天然歯と銀歯との接着部分にすき間や段差ができてしまいます。このすき間や段差に二次虫歯が発生してしまうのですが、セラミックは変形することもなく、すき間もできにくいため、二次虫歯になる可能性が低いです。
③金属アレルギーの方でも使える
銀歯など金属でできた詰め物は、少しずつ金属が溶け出していき口内炎や手足の水ぶくれなど、金属アレルギーの原因になることがあります。しかし、セラミックであれば金属を使っていないため、金属アレルギーを起こす心配はありません。
セラミック治療のデメリット
➀健康保険が適用されない
セラミック治療は健康保険の適用とならないために、全額自己負担となり比較的治療費が高価となります。
②割れることがある
セラミックは陶器のような硬さなので、陶器と同じように割れてしまうことがあります。以前と比べると割れることは大幅に減り、奥歯の使用にも耐えられるようになりましたが、歯ぎしりや歯を食いしばる癖がある方や噛みあわせる力が強い方は、割れてしまう可能性があります。そういった方は、夜寝るときにナイトガードと呼ばれる睡眠時専用のマウスピースをつけるなどといった対策が必要になります。
ジルコニアとは
ジルコニアとは人工ダイヤモンドとも呼ばれる非常に強度の高いセラミックの一種で、強度に優れるだけでなくお口の中に入れても安心なほど化学的にも安定している物質です。
日本では、2005年に厚生労働省の認可を受けた比較的新しい歯科素材ですが、歯の詰め物や被せ物だけでなくインプラントなど幅広い歯科治療に使われています。
メタルボンドセラミックとジルコニアの違い
➀ジルコニアの方が強度が高い
ジルコニアは人工ダイヤモンドとも呼ばれ、セラミックの中でも高い強度・耐衝撃性を持っている素材です。そのため、噛む際に強い力が加わりやすい奥歯のセラミック治療によく使用されます。
②メタルボンドセラミックの方がより審美性が高い
メタルボンドセラミックはジルコニアと比較するとやや強度で劣りますが、その分透明感や白さは天然歯と非常によく似ており、非常に審美性が高い素材です。そのため、目立ちやすい前歯などのセラミック治療に向いています。
③費用はジルコニアの方がやや安価
メタルボンドセラミックと比較すると、ジルコニアの方が治療費が安いです。
おすすめするケース
➀お口をあけた時に銀歯が目立つのが嫌な方
保険治療より審美的なセラミック治療をおすすめします。どのセラミックが最適かは、治療部位や噛み合わせなどをみて相談させていただきます。
②くいしばりや噛み合わせが強い方
ジルコニアセラミックの方が強度が高いため、ジルコニアセラミックがおすすめです。
③前歯の目立つところを治療する方
くいしばりや噛み合わせがそこまで強くなければ、最も審美性が高いメタルボンドセラミックがおすすめです。
当院のセラミック治療にかかる費用
★インレー(詰め物)
ハイブリッドセラミック<高強度グラスファイバー配合>:1本15,000円(税込16,500円)
★クラウン(被せ物)
ハイブリッドセラミック:1本29,000円(税込31,900円)
ジルコニア:1本50,000円(税込55,000円)
ジルコニアセラミック:1本59,000円(税込64,900円)
メタルボンドセラミック:1本79,000円(税込86,900円)
院長 川口祐一郎
患者様の希望に沿った治療方針を計画し、丁寧な説明、痛みのない治療を心掛けております。
略歴
2012年 松本歯科大学を卒業後、大阪歯科大学にて研修医修了
2013年~2015年 ヤスデンタルクリニック(奈良県)にて勤務
2015年~2021年 おくずみ歯科クリニック(沖縄県)にて一般歯科治療を基本に、口腔外科・矯正・インプラントの専門医指導の下、様々な症例を経験し現在に至る
現在は4児の父親としても奮闘中
◇全顎矯正治療・部分矯正治療コース修了
◇ロマリンダ大学留学コースにてインプラント治療コース修了
◇口臭治療(ほんだ式口臭治療コース、原田式口臭治療コース)修了
◇ホワイトニング(オパールエッセンス)コース修了
◇小児マウスピース予防矯正コース修了
2021年 10月 みんなの歯科 開院