エアフローとは
エアフロー(別名:ジェットクリーニング)とは、歯面清掃を行う機械の一種で、専用のパウダーをジェット水流で歯に吹き付けることで「茶渋」や「たばこのヤニ」などの着色汚れを効果的に落とすことができるというものです。
歯科医院で主に歯の着色やヤニの除去に用いられていますが、むし歯や歯周病の原因となる歯にこびり付いた細菌の塊「バイオフィルム」も除去することができるため、歯と歯ぐきの健康のためにもエアフローによるクリーニングをオススメします。
エアフローとは?
EMS社(スイス)のエアフローを使用して、歯磨きだけでは落とせないバイオフィルム・茶渋・タバコのヤニ汚れ等を歯や歯肉にダメージを与えずにキレイに除去します。
このページではエアフローの料金や保険適用クリーニングとの違いからメリット・デメリットまでご紹介いたします。
エアフローとは
エアフロー(別名:ジェットクリーニング)とは、歯面清掃を行う機械の一種で、専用のパウダーをジェット水流で歯に吹き付けることで「茶渋」や「たばこのヤニ」などの着色汚れを効果的に落とすことができるというものです。
歯科医院で主に歯の着色やヤニの除去に用いられていますが、むし歯や歯周病の原因となる歯にこびり付いた細菌の塊「バイオフィルム」も除去することができるため、歯と歯ぐきの健康のためにもエアフローによるクリーニングをオススメします。
エアフローが歯周病予防に効果的な理由
通常の歯石を除去する機械や器具でも、弾き飛ばしたり擦り取ったりすることで、ある程度の着色や細菌を除去することは可能です。しかし、器具が届く限界があるため細部まで取り切ることはできません。
エアフローの場合、超微細なパウダーを使用するため、歯の間や歯周ポケット内部といった細かい部分にも隅々までパウダーが入り込み従来の器具・機械が入らない部分でも効果的にお掃除することができます。歯周病菌をいかに取り除くかが大切となる歯周病治療において、エアフローはとても重要な役割を果たすと言えます。
当院のエアフロー料金
お試し(上下前歯の表のみ):税込2,000円
全体:税込5,000円
※エアフローは自費診療となり、健康保険の適用はできません。予めご了承ください。
保険適用クリーニングとの違い
保険適用のクリーニング(歯石除去)では、超音波スケーラーやハンドスケーラーと呼ばれる器具を使い歯石や歯垢を剥がしたり弾き飛ばしたりして除去していきます。あくまでも治療の一環として行うため、病気の原因となる”細菌の塊”を取り除くことが目的となり、着色を落とすことを目的としては行うことができません。また、保険治療の器具で着色を落とそうとすると歯面を傷つけてしまう可能性が高いです。
それに対してエアフローは、専用のパウダーとジェット水流の力で歯垢だけでなく茶渋やたばこのヤニによる着色汚れなどの”細かな汚れ”を落とすことができるため、主に予防目的や審美目的で行われています。また、歯と歯の間や矯正装置の隙間など、超音波スケーラーなどの機械では届かない場所でもエアフローであれば効果的にクリーニングができ、かつ歯面を傷つけることなく着色のみを落とすことができます。
エアフローの効果
◎着色汚れに効果的!
茶渋やたばこのヤニなどの着色汚れは、普段の歯みがきだけでは中々落とすことができません。しかしエアフローであれば、微細なパウダーを吹き付けることで細かい汚れでも落とすことができます。
◎短時間でキレイにできる!
エアフローは高圧洗浄機のように効率的にお掃除ができます。1回30分~60分程と短い時間で歯をキレイにクリーニングできます。さらに自由診療ですので通院の必要もありません。
◎むし歯や歯周病の治療にも効果的!
むし歯や歯周病の原因となるバイオフィルムは、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)などの細かい場所にもこびり付いています。エアフローであれば小さな隙間でも隅々までキレイにクリーニングできます。
エアフローのメリット
清掃効果が高い
超微粒子パウダーによるクリーニングは、歯にこびり付いてしまった頑固なヤニや着色も、効果的に、そして短時間で落とすことができます。また、通常のクリーニングで使う器具で届くのは歯周ポケット内部のせいぜい3mm以内くらいであり、それ以上は十分な清掃ができないと言われています。しかしエアフローであれば、細かい粒子が4mm以上の深いポケットにも届くため、より確実に歯周病を予防できます。
短時間でキレイになる
エアフローは高圧洗浄機のように、細かい部分まで効率よく汚れを落とすことができるため、施術も短時間で済ますことができます。
歯や詰め物・被せ物を傷つけにくい
エアフローでは、超微粒子パウダーを使用します。そのため、従来の「研磨剤とブラシやラバーカップなどにより機械的に擦り落とすクリーニング」に比べ、ご自身の歯や、詰め物・被せ物などの人工物を傷つけずに優しくクリーニングできるのも特徴です。
歯石や着色が付きにくくなる
超微粒子パウダーにより、施術後は歯の表面がツルツルになります。そのため、歯垢や歯石、着色の再付着が起こりにくくなります。
エアフローのデメリット
保険がきかない
エアフローは、着色を落とす審美目的や健康増進を目的として行われるため、治療目的のクリーニングにあてはまらず、健康保険の適用外となります。
お体の状態によってはできない場合がある
妊娠中の方、放射線治療中の方、呼吸器疾患の方、ナトリウム摂取制限を必要とする方は安全を考慮し、基本的に施術をお断りさせていただいております。
痛みを感じる方もいます
エアフローは痛みの少ない設計になっておりますが、パウダーが歯ぐきや舌にあたるとチクチクすることがあります。また知覚過敏の方の場合、痛みを感じる場合がありますので、その時はご遠慮なくお申し付けください。
歯本来の色を変えることはできません
エアフローは、歯の表面に付着した汚れを除去することで歯をキレイに見せる効果があります。しかし、歯そのものの色を変えることはできませんので、歯そのものの色を白くしたい方にはホワイトニングをおすすめする場合があります。
エアフローはこんな方にオススメ
◎たばこのヤニ、ステイン(着色)が気になっている方
◎くすんだ歯の白さを蘇らせたい方【※】
◎歯の健康を積極的に保っていきたい方
◎いつもスッキリと気持ちのいいお口を保ちたい方
◎矯正治療中の方
◎詰め物・被せ物・差し歯・インプラントなどの人工物が入っている方
【※】エアフローは外来性の着色は落としますが、本来の歯の色自体は白くできません。歯自体を白くしたい場合にはホワイトニングが必要です。
院長 川口祐一郎
患者様の希望に沿った治療方針を計画し、丁寧な説明、痛みのない治療を心掛けております。
略歴
2012年 松本歯科大学を卒業後、大阪歯科大学にて研修医修了
2013年~2015年 ヤスデンタルクリニック(奈良県)にて勤務
2015年~2021年 おくずみ歯科クリニック(沖縄県)にて一般歯科治療を基本に、口腔外科・矯正・インプラントの専門医指導の下、様々な症例を経験し現在に至る
現在は4児の父親としても奮闘中
◇全顎矯正治療・部分矯正治療コース修了
◇ロマリンダ大学留学コースにてインプラント治療コース修了
◇口臭治療(ほんだ式口臭治療コース、原田式口臭治療コース)修了
◇ホワイトニング(オパールエッセンス)コース修了
◇小児マウスピース予防矯正コース修了
2021年 10月 みんなの歯科 開院